西田メンタルクリニック医師紹介
私は昭和45年(大阪万博の年)に高槻で生まれ、日吉幼稚園、芥川小学校、高槻中学、高槻高校そして大阪医科大学へと進学しました。その後大阪医科大学 神経精神医学教室及びその関連施設で精神科医・心療内科医として の経験を積んでまいりました。大阪医科大学付属病院では一般外来に加えて身体疾患を有する方のリエゾンや強迫性障害の専門外来、難治性うつ病に対する電気けいれん療法(ECT)を担当し、そこでは薬物療法などの生物学的側面からの治療だけでなく、認知行動療法などの精神療法や心理教育といった心理的側面、就職や復職の際の環境調整や自助グループへの参加といった社会的側面の治療の大切さについても経験することができました。心療内科医・精神科医にとって患者さんのお話をよく聞いて、薬を調整するということはとても大事なことですが、残念ながらそれだけではなかなか回復できない方もおられます。逆に、たくさんの回復されている方をみると、診察室の中だけで回復される方よりも社会とのつながりのなかで回復されていかれる方のほうが多いのではないかと考えています。
西田メンタルクリニックは人と人とのつながりを大切にしてまいります。私自身、このたび地元である高槻市芥川町のアクトアモーレで開院することができたのも非常に多くの方々のご指導やご支援の賜であり、皆様方とのご縁があったからこそと感謝いたしております。そして今後は地域の皆様方から支持していただけるようなクリニックに成長していくよう目指します。これからもどうかよろしくお願い申し上げます。